米国オハイオ州発: GE Additive はこのほど、同社設立からの軌跡と今後の金属を含む AM 部門の展開について、同社戦略担当主任が発表を行った。
GE の AM 部門として 2016 年に設立された同社はその年のうちに金属3Dプリンターベンダー Arcam AB( スウェーデン )と Concept Laser( ドイツ )2 社を買収。同社は 2 社買収前から AM 部門を強化しており、航空機製造部門 GE Aviation は同社供給の「 LEAP 燃料ノズル」を含む金属3Dプリント製エンジン部品の使用率を 40 % にまで引き上げている。
AM 部門の展望については「 A.T.L.A.S 」と銘打たれたプロジェクト、M Line Factory および Binder Jet プラットフォームに関する説明があり、4 月 23 − 26 日に開催される AM 関連イベント「 RAPID + TCT 」に出展予定の同社最新技術「電子ビーム溶結法( EBM )」についてのプレビューも披露された。
現在、同社は 1,000 以上もの AM 関連プロジェクトを進めており、AM 市場は今後 10 年以内にも 760 億ドル規模にまで達すると予測している。
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米国カリフォルニア州発: 南カリフォルニア大学の研究者グループはこのほど、自然界の葉の形状にヒントを得て3Dプリントで作成した微小構造物の開発に取り組んでいる。
同グループによると、開発する上で着目したのが南米ブラジル原産のオオサンショウモの構造。オオサンショウモは疎水性のある構造で、浮袋のように水面に浮くことができる。同グループではこのオオサンショウモの撥水構造を3Dプリントで再現した微小構造物の製造と実用化に向けて研究を進めている。これが実用化できれば、たとえば原油流出事故などの人為的原因による海洋汚染の際、汚染物質と海水とを分離可能になるとしている。
同グループが使用した3Dプリント技術は一般的な FDM 方式ではなく、「表面浸漬積層法 ISA-3D printing 」と呼ばれる方式のもの。同グループはこの3Dプリント技術でプラスチック樹脂とカーボンナノチューブ素材からオオサンショウモを模した泡立て器のような構造の並ぶ微小構造物を試作した。同グループはこれから実施する検証作業で疎水性および油分を吸着する毛細管現象が確認されれば、油の除去作業を一新できる可能性があるとの期待を示す。
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フランス・ロワール=アトランティック県発: 現在、ナント大学や建設大手 Bouygues S.A. など5つの企業と団体グループが協業して、3Dプリント住宅プロジェクトが進められている。
この3Dプリント住宅プロジェクト「 Yhnova 」は 2017 年9月に発足。同グループはこのプロジェクトによる床面積 95 m² の住宅を3Dプリントで完成させており、3 月21 日に竣工式を執り行った。
同プロジェクトが完成させた3Dプリント住宅は 5 室からなり、ナント大学研究者らが開発した建築用3Dプリントの特許技術「 BatiPrint3D 」を使用して建造したもの。レーザー誘導で自律動作する全長 4 m のロボットアームが組成の異なる建材を決められた形状に積層してゆく仕組み。従来方式のようなコンクリート混合物のみを積層するのではなく、泡状素材、断熱素材、構造素材の 3 素材を独自開発のコンクリート混合物から生成して積層する。
この3Dプリント住宅「 Yhnova 」のオープンハウスイベントは 4 月 7 日に開催され、6 月にも最初の入居者を受け入れる予定。入居者は住宅供給公社の基準により必要だと判断された家族世帯の希望者から選抜される。
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イスラエル発: 産業向け大型3Dプリンターベンダー Massivit 3D Printing Technologies はこのほど、新型3Dプリンター「 Massivit 1500 Exploration 」を発表した。
「 Massivit 1500 Exploration 」は2016 年に同社が発売したフラッグシップモデル「 Massivit 1800 Exploration 」の下位製品。「 Massivit 1800 Exploration 」の最大造形サイズは 145 x 117 x 180cm なのに対し、こちらは 145 x 117 x 147 cm。上位製品と同様、中空構造の軽量オブジェクトの出力が可能で、POP ディスプレイ用3D造形物に最適な製品だとしている。3Dプリント技術は同社独自の「ゲル分配プリント」方式。垂直方向 250 mm / sec、Z 軸方向 300 mm / h という高速プリントが特徴。
「 Massivit 1500 Exploration 」は今月 24 日まで開催のデジタルサイネージの見本市「 ISA Sign Expo 2018 」でお披露目された。
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ベルギー発: アントウェルペン市に本拠を置くスタートアップ Loop bvba はこのほど、耳鳴りを軽減する3Dプリントイヤプラグ( 耳栓 )を発表した。
同社によると、見た目の悪い従来の耳栓の欠点を解消するお洒落なイヤプラグを作るために3Dプリント技術を採用したという。この3Dプリントイヤプラグの音響チャネルはオランダの聴力保護具トップメーカー Dynamic Ear Company が開発したもので、音楽など必要とする音のみ耳に通し、それ以外のノイズはカットするよう設計されており、耳に入る音楽は高音質が維持される画期的製品としている。カラーバリエーションはゴールド、ブルー、レッドを含む8色が用意されるなど、どんな服装でもフィットするような製品作りがなされている。
世界保健機関( WHO )の統計によると、ライヴやクラブなどの大音響のために耳になんらかの問題を抱える若年層は3人に1人にのぼるという。それでも若者は耳栓をしてまで外出しようとは考えない。同社は高音質かつクールデザインのイヤプラグ製品で、この流れを変えたいとしている。
3Dプリントイヤプラグはシリコン製の予備イヤチップが 4 本、フォームタイプのイヤチップが 2 本、およびレザーの携帯ポーチ付き。販売価格は 29.95 ユーロ。
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ドイツ発: フラウンホーファーレーザー技術研究所( Fraunhofer ILT )はこのほど、レーザー粉体肉盛法( LMD )の欠点を克服する新しいインライン自動計測システムを開発した。
レーザー粉体肉盛法はレーザークラッディングを応用したレーザー焼結式3Dプリント技術のひとつ。補修や耐食コーティング用途に使用されているが、レーザービームが金属粉体に均一に照射されないと、仕上げ精度の劣る製品になる欠点がある。均一照射を実現するためには照射ノズルや焼灼剤のキャリブレーションといった面倒な作業が必要になり、またこの作業が行えるのは高度な技術を有する一部の専門家に限られていた。
同開発チームはこの欠点を解決すべく、ハード側で全て調整を実行するインラインシステムを開発した。このシステムはレーザー照射を監視するカメラをマシニングヘッド上に設置し、組み込みレーザーモジュールでノズルの微調整する。制御電子基盤は制御キャビネット組み込みと独立式とが用意されている。この自動制御機構により、金属粉体の濃度分布および焼灼剤配分を自動計測して調節する仕組みだ。
同研究所ではレーザーとマシニングヘッドの相対位置決めを変更しながら 3000 枚もの撮影画像から統計的分布を割り出し、自動制御評価に活用している。このインライン自動計測システムは 4 月 24-27日にシュトゥットガルト市内で開催される「 CONTROL 2018 」に出展される予定。
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米国ペンシルベニア州発: フィラデルフィア市でデジタルデザインプロジェクトを企画運営する Budmen Industries LLC はこのほど、3Dプリントケーキ「 Neon Nom Noms 」の試作品を発表した。
3Dプリントケーキを試作したのは Steph Keefe 氏率いる制作チーム。ケーキデザインも3Dモデルで起こされたもので、3Dモデルの特性を生かした幾何学的に複雑な形状のケーキに仕上がっている。Keefe 氏によると、「 Neon Nom Noms 」のデザインはカリブ諸島で見た貝殻の複雑な構造が着想源になっているという。3Dモデリングののち、素材はシリコン型に入れられて焼かれ、最後にエアブラシで着色した。使用されたのは同社のために用意された特注の3Dプリンター。
見た目と同じく生地本体も単一素材ではなく、ダークチョコレート、マッシュルーム、プレッツェル、ヌガーと甘さと辛味の絶妙なコンビネーションを生み出しているとしている。現時点ではまだ食べることはできないものの、「キッチンにおける3Dプリントの未来は明るい。3Dプリンターさえあれば、精確かつどのような形状の食品も作れる無限の可能性がある」。
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