カナダ・ニューファウンドランド / ラブラドール州発:ニューファウンドランドメモリアル大学(MUN)の3Dプリント関連研究機関 MUN MED 3D lab は現地時間 6 月 5 日、セント・アンソニーの Dr チャールズ S. カーティス・メモリアル病院に3Dプリンター1台を寄贈した。
3Dプリンターを同病院に贈ったのは同研究所 MED 3D Network リーダー Sivaruban Kanagaratnam 博士らのグループ。3Dプリンターは最新型の Ultimaker で、PLA などのフィラメント素材を加熱して積層する FDM 方式のデスクトッブ型。同グループはまた、地元の教育機関ホワイトヒルズアカデミーに通う高校部の生徒たちにも同製品を贈呈した。贈呈式のプレゼンテーションでは人間の大脳や心臓、骨盤、頸部といった体の部位のほか食べ物、開頭術のシミュレーターも展示された。
MED 3D Network は MUN MED 3D lab の派生部門で、ニューファウンドランド / ラブラドール州をはじめとするカナダ大西洋州における体験学習促進および地域医療の向上を目指している。同グループは3Dプリントラボの開設も推進しており、カーボニア、セントアンソニーにつづき、ハッピーバレー・グースベイにも開設した。
ニューカッスル大学の再生医療研究者 Che Connon 教授率いる研究グループはこのほど、人間の幹細胞から作られたバイオインクを使用して人工角膜を3Dプリントで作成することに世界で初めて成功した。同グループの研究成果は学術誌 Experimental Eye Research 電子版最新号で発表された。
米国カリフォルニア州発:Microsoft はこのほど、クラウド型3Dプリンター OS プラットフォーム 3DPrinterOS(運営主体 3D Control Systems Ltd )と協同で、企業ネットワーク内での3Dプリンター導入を容易にするソフトウェアバンドルを発表した。
今回発表された両社の新ソフトウェアバンドルは Microsoft Azure クラウドプラットフォームを介して、ユーザー企業側がイントラネット内で3Dプリンターの展開を安全かつ容易に行える仕組み。Fortune 500 リスト企業の約9割がすでに Microsoft Azure の契約ユーザーであり、Azure 経由でただちにソフトウェアバンドルを展開可能になる。
ユーザーは事前承認済み IT ソリューションを3Dプリンターのセキュアな管理に使用でき、さらに ISO 27001 や HIPAA といったセキュリティおよび個人情報保護関連の基準に準拠した Azure クラウド上で 3DPrinterOS のサービスが利用可能になり、イントラネット経由でファイル等の共有もできる。ユーザー企業の IT 担当部門は、Azure のセキュアなクラウドにアクセスできればどこにいても3Dプリントが実行でき、同時に多数のエンジニアもユーザー企業側のイントラネット経由でアクセス可能だ。