米国カリフォルニア州発: 3D CAD の Autodesk はこのほど、AM テクノロジーによるエンドトゥエンド デジタル工程管理に注力する Link3D、AMFG 両社と統合型 AM ワークフロー提供のための協働で提携したと発表した。
発表によると、Link3D は同社の MES(製造実行システム)完全統合型 AM ワークフローで Autodesk の提供する「 Fusion 360 」や「 Netfabb 」といったソフトウェアを組み込み、上流工程から下流工程まで双方向で一貫したトレーサビリティを提供する。
AMFG は同社の MES ソフトウェア、および Autodesk の「 Netfabb 」/「 Fusion 360 」ユーザーに対し、今回の3社の協働により、設計から生産までのワークフロー簡素化と省力化が可能になる、としている。これには Autodesk のシミュレーション、ネスティングおよび生成サポートツールを使用して生産用3Dファイルの作成を行い、作成後はそのままシームレスに AMFG のワークフローオートメーションソフトウェアでリクエスト要求や生産のスケジューリング、リアルタイムデータ解析などの調整ができるようになる。
3社は 11 月 19 − 22 日に開催の3Dプリント関連国際カンファレンスの Formnext でそれぞれ展示を行う。
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米国・イリノイ州発: ノースウェスタン大学の研究者チームはこのほど、人間の身長ほどの高さのオブジェクトを数時間以内に高速プリントアウト可能な大型3Dプリンターシステムを開発したと発表した。
同開発チームによると、この新型3Dプリンターは SLA 方式を改良した新方式の HARP(ハイエリア高速プリント)テクノロジーを搭載し、造形サイズ 0.2 m² 以内で高さ1m 以下のオブジェクトならわずか 1時間で造形することができ、これは現時点で最速だという。またプリンター本体の高さも 4m ほどで、倉庫一軒分を占有するような従来製品と比べればコンパクトな点もメリットに挙げている。
この HARP テクノロジー搭載の高速大型3Dプリンターは現時点ではまだ学内のみの使用にとどまってはいるが、同開発チームは今後 1年半以内に商用化して販売することを目指している。
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チェコ発: オープンソースベース FDM 3Dプリンターベンダーの Prusa Reaearch は現地時間 10 月 12 日、新型3Dプリンター「 Original Prusa Mini 」をリリースした。
今回リリースされたのは、同社の RepRap ベース FDM 3Dプリンターブランド「 Prusa i3 」シリーズのビギナーおよび教育機関向け製品。造形可能容積は 180 mm x 180 mm x 180 mm。造形ベッドはオートレベリング機構付きで、造形物の安定に不可欠な着脱式ビルドプラットフォーム PEIシートは、底面仕上げの美しさにも配慮した粉体塗装を採用している。
「 Prusa Mini 」の操作は付属のフルカラー LCD パネルで行い、同シリーズ初となるイーサネット接続にも対応、遠隔操作や複数台制御も可能にしている。販売価格は 349 米ドルから。
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オランダ・ユトレヒト州発: 大型構造物の3Dプリントを手掛ける Vertico はこのほど、ベルギーのヘント大学と共同でコンクリート3Dプリントの歩行者専用橋を建造した。
同社は 2017 年に設立された3Dプリントのスタートアップ。ガントリー型ロボットアームに設置した大型3Dプリンター(最大造形容積 8x5x 2.2 m)を使用して、これまでに重量 2.5 トン、50 の異なる形状からなるコンクリートファサードや、コンクリートカヌーを製作してきた。今回は造形容積 4.5 x 2 x 2.5 m のロボットアーム式3Dプリンターと特製生コンを使用して、小型の橋を出力した。設置場所などは明らかになっていない。
同社とヘント大学側は今回のプロジェクトについて、形状面での最適化を図り、不要な部材の削減も実現しているという。また建設部門から排出される CO2 は世界の CO2 排出量の約 23% を占めると言われるが、コンクリート3Dプリント工法ならばコンクリート使用量を 60 % 削減できるため、環境にも優しいとしている。
現在、同社はコンクリートドームの3Dプリントに取り組んでおり、2020 年 2月には建造を開始するとしている。
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デンマーク発: デンマーク王立美術院(KADK )の学生 Mats Beckman 氏は、卒業作品として3Dプリント + 3Dペン + アイロンの組み合わせで、生分解性素材でできた半袖シャツを含むメンズアウトフィットを制作した。
卒業制作で使用したのはデスクトップ型 FDM 3Dプリンターの Ultimaker 3、各種の3Dペン、アイロンを含む熱圧機器。遺伝子組み換えではないコーンスターチでできたフィラメントを使用して、作品を堆肥に転用可能にした点が評価され、同大学から国連 SDGs 賞を受賞した。
同氏によれば、制作したシャツやアクセサリー類は寒暖に対する耐候性があり、湿気、微生物、酸素、高温すべてに晒されないかぎり、一度着用しただけでバラバラになったりしない、としている。Beckman 氏は今後も3Dプリント方式の生分解性の服の開発を継続するとし、この新方式はアクセサリーから家具調度の追加パーツに至るまで、すべての製品のデザインに使える可能性のある、と考えている。
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南アフリカ・ハウテン州発: 科学産業研究評議会(CSIR 、本部プレトリア)が 2017 年に完成させた世界最大級の金属3Dプリンター「 Aeroswift 」の完全な商用化に向けた調整が行われている。
1億ランド[日本円で約 7 億円相当]以上の費用をかけて開発・建造した同3Dプリンターはもともと研究調査用だが、同会議の Ntombi Mathe 博士は、大型部品を扱うグローバルサプライヤーとの正式な商業使用契約が結ばれる見込みだと語った。
「 Aeroswift 」は現時点ではチタン素材による航空機部品製造に特化した3Dプリンターとなっている。これまでに製造した部品にはチタン製スロットルグリップがあり、これは従来の樹脂製グリップより軽量、かつ高剛性なのが特徴。
同評議会は、この「 Aeroswift 」テクノロジーは南アフリカにおおいに利益をもたらすだろうと話す。原材料だけの輸出とは違い、半完成部品および完成品の輸出能力が備われば、世界の3Dプリント市場へ同国も新規参入を果たせるだろうと期待をかけている。
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スイス発: シリコーン3Dプリントのスタートアップ Silicone 3D はこのほど、戦略的投資を手掛ける AM Ventures からシード投資ラウンドで約 140 万ユーロの資金を獲得した。
同社はチューリッヒ工科大学(ETH Zurich)で 5 年の研究開発期間ののちに設立された3Dプリントのスタートアップ。シリコーン樹脂を使用した可塑性に富む新しい人工装具をシリコーン3Dプリント技術で提供することを目的としている。今回の資金調達は同社設立後 11 か月で実現した。
Spectroplast は今回の資金調達により、主として医療機関向け3Dシリコーンプリントサービスの拡充を目指す。同社はすでに、医療機器の生物学的安全性評価の ISO 10993-5、および ISO 10993-10 認証を取得済みだ。
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