2018年1月29日月曜日

医療向け3Dプリントサービス会社がシリーズAラウンドで総額 50 万ポンドを調達

英国発:医療向け3Dプリントサービス会社 3D LifePrints UK Ltd( 3DLP ) はこのほど、ベンチャー投資のシリーズAラウンドで不動産関連会社 Fenwall Investments Ltd と総額 50 万英ポンドの資金調達で合意した。同社は 2016 年にも、シードラウンド企業として資金調達に成功している。

同社は英国の国民保健サービス( NHS )認定医療機関および研究機関向けに実物大3Dプリントモデルなどの供給サービスを提供する一方、ソマリアやマリなどの紛争地帯の住民向けに地雷の3Dプリントモデルを製作して対人地雷撲滅のための教育活動も展開している。

同社によると今回のシリーズA投資ラウンドの成功により、バイオ工学者や3D関連技術のエキスパートの増員を図り、研究開発費の増資を継続するとしている。

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2018年1月21日日曜日

スペイン造船大手が3Dプリントを含む先端技術を造船工場に導入へ

スペイン発:造船大手 Navantia, S.A. はこのほど、南部アンダルシア州の港市プエルトレアルの同社造船工場に3Dプリンターを含む最先端技術を実装する研究開発計画 「Shipyard 4.0」をスタートさせた。

同社造船部門トップ Pablo Lopez 氏は同計画について、「Shipyard 4.0」は「コスト削減、期日厳守、製造品質向上により、競争優位の持続可能性を達成するという明確な目的を持つ」と話す。「将来、引き続きこの技術は弊社の生産部門の基礎となるだろう」。

「 Shipyard 4.0 」計画における3Dプリント技術導入に当たり、同社は2年前にカディス大学と提携してプロジェクトを始動させた。同大学材料およびナノテクノロジー関連研究グループ「 INNANOMAT 」が、同計画に必要な資源および援助を提供している。その最初の成果が 2016 年末、新造船に初めて3Dプリントで製造したモジュール式トイレの設置であり、既存船への3Dプリント通気グリルの設置がそれに続いた。

同社によると長期的には IoT、AI、AR といった先端技術も実装予定だとしている。

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2018年1月14日日曜日

Polaroid が FDM 3Dプリンター 4 製品を今春発売へ

米国ネバダ州発:PLR IP Holdings, LLC 傘下の Polaroid はラスベガス市内で開催された家電見本市「 CES 2018 」に新型デスクトップ3Dプリンター 4 製品を発表した。

同社が CES 2018 で発表したのは「 Nano Duo 」、「 Nano Mini 」、「 Nano Glide 」、「 Nano+ 」の 4 製品。「 Nano Duo 」はその名の通り 2 基のエクストルーダーを搭載する2色同時プリント可能な FDM 3Dプリンター。 Wi-Fi と専用スマートフォンアプリを使用した遠隔操作に対応したモデルで、対応素材は ABS、TPU、PLA、ウッドライクフィラメント。最大造形容積は11.8 x 8.8 x 12.6 インチ( 約 30 x 22 x 32 cm )。販売開始は 4 月を予定しており、販売価格は 1,849 米ドル。

「 Nano Mini 」は3Dプリンター初心者向け低価格製品で、ボタンひとつで操作可能なユーザーフレンドリー設計。超静音モーターの採用で、家庭や学校での使用に最適としている。対応素材は PLA ( Φ=1.75 mm )で、最大造形容積は 3.1 x 3.1 x 3.5 インチ( 約 7.8 x 7.8 x 8.9 mm )。「 Nano Duo 」同様に 4 月頃の出荷を予定しており、販売価格は 349 米ドル。

「 Nano Glide 」はスライド式造形ベッドを採用したやや大型の FDM 3Dプリンター。最大造形容積は 4.7 インチ³( 約 11.9 mm³ )。対応素材は PLA ( Φ=1.75 mm )で、フィラメント切れを自動で知らせるスマートセンサーも内蔵する。本体は子供の安全に配慮したドアで覆った密閉式で、販売価格 479 米ドルで同じく 4 月頃の出荷開始を予定している。

「 Nano+ 」は上位機種「 Nano Duo 」と同じく Wi-Fi と専用スマートフォンアプリを使用したリモート制御に対応したモデルで、スマートセンサー、密閉式本体の FDM 3Dプリンター。最大造形容積は 11 インチ³( 約 27.9 mm³ )。販売価格は 549 米ドルで、こちらは 3 月頃の出荷を予定している。

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2018年1月7日日曜日

XYZprinting、「 da Vinci Nano 」改良版と新型フルカラー3Dプリンターを発売へ

台湾発:XYZprinting, Inc. は現在発売中のエントリー向け低価格デスクトップ型 FDM3Dプリンター「 da Vinci Nano 」の改良版を 2018 年前半にも発売すると発表した。

「 da Vinci Nano 」は昨年発売されたモデルで、今回発表されたのはこの現行製品にモバイルアプリ経由で遠隔操作を可能にする新機能を追加したバージョンになる。販売価格は 229 米ドルを予定している。

また同社は安全に配慮した子供向け3Dプリントペン「 Vinci 3D Pen Cool 」および「 da Vinci Color AiO 」も発売すると発表した。「 da Vinci Color AiO 」は現行機種「 da Vinci Color 」に3Dスキャン機能を統合したフルカラー3Dプリント可能なデスクトップ FDM3Dプリンターで、2018 年中頃の市場投入を予定している。吸色性 PLA フィラメントにインクジェットで塗布することでフルカラープリントを実現している。販売予定価格は「 Vinci 3D Pen Cool 」が 45 米ドル、「 da Vinci Color AiO 」が 3,999 米ドル。

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2017年12月30日土曜日

子供たちだけの力で3Dプリンターを自作するイベントが開催中


米国イリノイ州発:クック郡のウェスタンスプリングスにあるトーマス・フォード記念図書館( Thomas Ford Memorial Library )では 2017 年最後の 1週間に、子供たちの力だけで3Dプリンターを自作するイベントを開催している。

発案者は同図書館青少年部長の Heather Booth 氏。「プログラミングする小学生の数は急激に増えているし、皆テクノロジーが大好き。子供たちが作った3Dプリンターは学校教育現場で活用されることになる」。

3Dプリンターはスケルトンタイプ。子供たちは図書館スタッフと3Dプリンター自作工程を公開した動画サイトを先生代わりに、ひとつずつステップを踏んで3Dプリンターを組み立てる。ネジの代わりに結束バンドを使用しているため手直しの際にも分解しやすくしている。

この子供たちによる3Dプリンター自作企画は年末30日まで開催される。

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2017年12月21日木曜日

ispace が国内過去最高額の資金調達、3Dプリントなどのフル活用で野心的な計画実現へ

日本発:民間航空宇宙ベンチャー ispace Inc. はこのほど、スタートアップ向け技術開発段階投資ラウンドのシリーズAにおいて、101.5 億円( 約 9,000 万米ドル )の第三者割当増資を実施した。これは日本国内のスタートアップ向けとしては国内過去最高額で、宇宙分野のシリーズAとしても世界過去最高額となる。

今回のシリーズAラウンドで同社に出資したのは日本政策投資銀行( Development Bank of Japan Inc. )、コニカミノルタ( KONICA MINOLTA )、スズキ( SUZUKI MOTOR CORPORATION )、日本航空( Japan Airlines Co., LTD. )を含む 12 社。

同社は 2010 年設立。今回の資金調達により、独自開発した月着陸船を2019 年をめどに月周回軌道への投入および 2020 年までの月面着陸と探査計画を実施するとしている。同社は月面で氷などの資源探査用途の超小型ロボットの3Dプリント試作も行っており、将来的には3Dプリントなどを含む先端技術をフル活用して製造した探査ロボットを月面に送り込んで持続可能な月面活動圏を創造したいとし、月表面にプロジェクションマッピングをして広告表示することも計画しているという。

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2017年12月16日土曜日

女性建築家が再生ポリマーで3Dプリント LED オブジェを製作

英国発:女性建築家がこのほど、本体の振動で自動発光する LED オブジェを3Dプリントで製作した。

この3Dプリント LED オブジェを製作したのは Margot Krasojevic 氏。同氏は世界的に著名な建築家の故 Zaha Hadid 氏と共同で仕事をしたこともある。

この LED オブジェはモンゴル自治区オルドス市や北京市のホテルの依頼を受けて廊下の照明インテリアとして製作したもの。LED ライトを構成する部材には半透明の再生ポリマー素材が使用され、ネット状に3Dプリントされている。再生ポリマー素材は高耐候性 / 高伸縮性で、振動にも強い。オブジェ柱部分に発電用の電磁石が内蔵されており、可動ピストン構造のライト本体と、伸縮するネット部分の振動を受けて発光する仕組み。LED ライトの色は白で、明度は約 60 カンデラ( cd )。

Krasojevic 氏は現在、充電中でも安定した明度を維持できるようこの3Dプリント LED オブジェを調整中とのこと。

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