「 Project Ara 」は、ユーザーがパーツを自由に組み合わせて Android スマートフォンを自作できる開発システムで、 ユーザー自身の手でアップグレード可能、 しかも破損した場合でも補修部品を提供してもらえばよく、 従来のように本体をそっくり買い換える必要もない。
3D Systems はプレスリリースで、「 本プロジェクトでは迅速な生産および供給の継続的体制の構築が求 められる」と述べている。
Motorola は以前、3D Systems と共同で、3Dプリント技術を体験してもらう「メイカソン」 ツアーを工学系学生を対象に行なったことがある。
「 Project Ara では素材強度、 アンテナ用導電性インクを使用した造形などの分野で技術革新が要求さ れる。これらの技術革新によって、 3Dプリンティングによる迅速な大量生産が可能になるはずだ」 と、Motorola 先端技術プロジェクト グループ長 Regina Dugan 氏はプレスリリースで指摘している。
Motorola は Google 傘下になって以降、 生産およびサプライチェーン体制刷新のため試行錯誤を重ねてきた 。今夏にリリースしたAndroid スマートフォン Moto X は、 テキサス州フォートワースにある改修された同社工場で組み立てら れており、これは同社初の「メイド・イン・U.S.A. 」のスマートフォンだという。
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