「 VX1000 HSS 」は、大量高速生産可能な高解像度ポリマーを用いた3Dプリンティングシステム。工業生産現場での連続使用を想定して設計されている。自動化も可能な同製品は、従来のプラスチック射出成形に代わる、経済的で実用的な産業用3Dプリントシステムだ。
同社の高速焼結(HSS)プロセスは、HPのマルチジェットフュージョンMJFと匹敵する性能を持ち、レーザー焼結法や従来の射出成形法と比べても遜色ない機械的特性を持つプラスチック部品を製造することができる。最大造形容積は1000 x 540 mm。
同社は使用メリットとして、造形スピードと拡張性、そしてほとんどのポリマーパウダーベッドフュージョン(PBF)プロセスと同様、支持構造が不要な点を挙げている。使用可能素材はポリアミド樹脂およびナイロン。顧客側の裁量が効くオープン方式を採用し、素材割合などは処理パラメーターで調整可能だ。
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