2019年10月27日日曜日

世界最速の大型3Dプリンターシステムを開発

米国・イリノイ州発:ノースウェスタン大学の研究者チームはこのほど、人間の身長ほどの高さのオブジェクトを数時間以内に高速プリントアウト可能な大型3Dプリンターシステムを開発したと発表した。

同開発チームによると、この新型3Dプリンターは SLA 方式を改良した新方式の HARP(ハイエリア高速プリント)テクノロジーを搭載し、造形サイズ 0.2 m² 以内で高さ1m 以下のオブジェクトならわずか 1時間で造形することができ、これは現時点で最速だという。またプリンター本体の高さも 4m ほどで、倉庫一軒分を占有するような従来製品と比べればコンパクトな点もメリットに挙げている。

この HARP テクノロジー搭載の高速大型3Dプリンターは現時点ではまだ学内のみの使用にとどまってはいるが、同開発チームは今後 1年半以内に商用化して販売することを目指している。




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2019年10月15日火曜日

Prusa、同社初の低価格小型 FDM 3Dプリンター「Prusa Mini」をリリース

チェコ発:オープンソースベース FDM 3Dプリンターベンダーの Prusa Reaearch は現地時間 10 月 12 日、新型3Dプリンター「 Original Prusa Mini 」をリリースした。

今回リリースされたのは、同社の RepRap ベース FDM 3Dプリンターブランド「 Prusa i3 」シリーズのビギナーおよび教育機関向け製品。造形可能容積は 180 mm x 180 mm x 180 mm。造形ベッドはオートレベリング機構付きで、造形物の安定に不可欠な着脱式ビルドプラットフォーム PEIシートは、底面仕上げの美しさにも配慮した粉体塗装を採用している。

「 Prusa Mini 」の操作は付属のフルカラー LCD パネルで行い、同シリーズ初となるイーサネット接続にも対応、遠隔操作や複数台制御も可能にしている。販売価格は 349 米ドルから。






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