2019年6月25日火曜日

世界初のメイクアップ専用ポータブル3Dプリンター「 Mink 」が来年にも販売へ

米国発:コスメ関連スタートアップの Mink Beauty はこのほど、世界初のメイクアップ専用ポータブル3Dプリンター「 Mink 」を発表した。同社は 2014 年、ハーバード大学経営大学院(HBS)の卒業生 Grace Choi、Janet Kim 両氏によって設立された。

「 Mink 」プリンターじたいは 2014 年に試作品としてすでに発表されていたが、その後改良を重ねて商品化にこぎつけたもの。3 色専用インクのカートリッジとシートを使用し、画像の使いたいカラーの写っている部分を専用アプリで読み取り、それを約 15 秒でプリントアウトして専用シート上に出力する仕組み。原材料はすべて米国食品医薬品局(FDA)承認済みであり、また生分解性なので 100 % 安全に使用できる、としている。

本体重量わずか 997g の「 Mink 」は、公式発表では 1,670 万色が出力可能で、お気に入りのカラーのメイクアップパレットが時間と場所を問わずに作成でき、作成したオリジナルパウダーは市販のアイシャドウパウダーと同様、指やブラシなどで使用できる。

「 Mink 」メイクアッププリンターシステムはプリンター本体、専用カートリッジ、専用メイクアップシート、専用アプリの 4 つで構成される。現在は先行予約受付中[ただし米国内のみ対象]で、期間中の価格は 295 USD。2020 年秋頃の出荷を予定している。




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