2018年1月14日日曜日

Polaroid が FDM 3Dプリンター 4 製品を今春発売へ

米国ネバダ州発:PLR IP Holdings, LLC 傘下の Polaroid はラスベガス市内で開催された家電見本市「 CES 2018 」に新型デスクトップ3Dプリンター 4 製品を発表した。

同社が CES 2018 で発表したのは「 Nano Duo 」、「 Nano Mini 」、「 Nano Glide 」、「 Nano+ 」の 4 製品。「 Nano Duo 」はその名の通り 2 基のエクストルーダーを搭載する2色同時プリント可能な FDM 3Dプリンター。 Wi-Fi と専用スマートフォンアプリを使用した遠隔操作に対応したモデルで、対応素材は ABS、TPU、PLA、ウッドライクフィラメント。最大造形容積は11.8 x 8.8 x 12.6 インチ( 約 30 x 22 x 32 cm )。販売開始は 4 月を予定しており、販売価格は 1,849 米ドル。

「 Nano Mini 」は3Dプリンター初心者向け低価格製品で、ボタンひとつで操作可能なユーザーフレンドリー設計。超静音モーターの採用で、家庭や学校での使用に最適としている。対応素材は PLA ( Φ=1.75 mm )で、最大造形容積は 3.1 x 3.1 x 3.5 インチ( 約 7.8 x 7.8 x 8.9 mm )。「 Nano Duo 」同様に 4 月頃の出荷を予定しており、販売価格は 349 米ドル。

「 Nano Glide 」はスライド式造形ベッドを採用したやや大型の FDM 3Dプリンター。最大造形容積は 4.7 インチ³( 約 11.9 mm³ )。対応素材は PLA ( Φ=1.75 mm )で、フィラメント切れを自動で知らせるスマートセンサーも内蔵する。本体は子供の安全に配慮したドアで覆った密閉式で、販売価格 479 米ドルで同じく 4 月頃の出荷開始を予定している。

「 Nano+ 」は上位機種「 Nano Duo 」と同じく Wi-Fi と専用スマートフォンアプリを使用したリモート制御に対応したモデルで、スマートセンサー、密閉式本体の FDM 3Dプリンター。最大造形容積は 11 インチ³( 約 27.9 mm³ )。販売価格は 549 米ドルで、こちらは 3 月頃の出荷を予定している。

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