2018年4月14日土曜日

GE Additive が3Dプリント最新技術と今後の展望を発表

米国オハイオ州発:GE Additive はこのほど、同社設立からの軌跡と今後の金属を含む AM 部門の展開について、同社戦略担当主任が発表を行った。

GE の AM 部門として 2016 年に設立された同社はその年のうちに金属3Dプリンターベンダー Arcam AB( スウェーデン )と Concept Laser( ドイツ )2 社を買収。同社は 2 社買収前から AM 部門を強化しており、航空機製造部門 GE Aviation は同社供給の「 LEAP 燃料ノズル」を含む金属3Dプリント製エンジン部品の使用率を 40 % にまで引き上げている。

AM 部門の展望については「 A.T.L.A.S 」と銘打たれたプロジェクト、M Line Factory および Binder Jet プラットフォームに関する説明があり、4 月 23 − 26 日に開催される AM 関連イベント「 RAPID + TCT 」に出展予定の同社最新技術「電子ビーム溶結法( EBM )」についてのプレビューも披露された。

現在、同社は 1,000 以上もの AM 関連プロジェクトを進めており、AM 市場は今後 10 年以内にも 760 億ドル規模にまで達すると予測している。

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