2019年1月23日水曜日

一般家庭から出たプラスチックごみを3Dプリントでリサイクル

ギリシャ発:オランダのデザインリサーチ会社が立ち上げた Zero Waste Lab は、プラスチックごみを3Dプリントリサイクルする市民参加プロジェクトを各地で展開している。

ロッテルダムに本拠を置く同社はテッサロニキ市内に同ラボを開所し、同市民に自宅から出たプラスチックごみをこのラボに持ち込んでもらい、ラボ備え付けのプラスチック樹脂再生設備(粉砕機とロボットアーム式大型3Dプリンター)で快適なベンチ兼植木鉢にもなるスタイリッシュな調度品として再び提供するプロジェクト「 Print Your City 」を開催中だ。

同ラボは、Coca-Cola の展開する製品回収プログラム「 Zero Waste Future 」の一環。関係者は、プロジェクト終了時には4トンのプラスチック廃棄物が独創的デザインの家具などに生まれ変わると期待を寄せる。また、地域住民は廃棄プラスチックのリサイクル工程と循環型社会について学習することもできる。昨年12月以降、すでに 3,000 件以上のプロダクトデザイン案が市民から提出された。


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