2019年3月10日日曜日

Massivit、大型造形物専用3Dプリンターの新製品を発表

イスラエル発:3Dプリンターベンダー Massivit 3D Printing Technologies はこのほど、大型オブジェクト造形専用3Dプリンター「 Massivit 1800 Pro 」を「第 27 回上海国際広告 / サイン テクノロジー & エクィップメント見本市」で発表した。

今回発表された新型3Dプリンターは上位モデル「 1800 Flagship 」、および「 1500 Experimentation 」と同様にサインや POP ディスプレイ、キャラクター、展示装飾などの大型造形物の3Dプリント出力に特化した3Dプリンターとなっている。

「 Massivit 1800 Pro 」は従来型より造形解像度と造形物の耐久性を向上させつつ、プリントプロセスのコストパフォーマンスも高めたとしている。素材の材質に応じて柔軟に解像度を調整可能な解像度可変機能を搭載し、各部位でさまざまに異なる要件に応じて解像度と層厚を造形中に変えることができる。

新型機も従来機と同じく専用ゲル素材を使用して造形を行うが、新機能の「メガクオリティ解像度」が実装され、ゲル消費とプリント作業時間の短縮により、生産ワークフローも最適化されるという。操作は独自インターフェイスの「 Massivit Smart Pro 」ソフトウェアで行う。また、タブレット端末経由での遠隔プリント操作と監視機能も追加された。

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