2019年5月20日月曜日

セラミックレジン製造の Tethon 3D が新型 DSP 3Dプリンターを発表

米国ネブラスカ州発:3Dプリント素材製造のスタートアップ Tethon 3D はこのほど、デスクトップ型 DLP 3Dプリンター新製品「 Bison 1000 」を発表した。

2011 年に設立された同社はセラミックレジン製品および「 Porcelite® 」をはじめとするパウダー素材シリーズの製造販売を手掛けてきたが、昨年以降、同製品群の性能を最大限発揮できる専用3Dプリンターの製造も手掛けており、今回発表の新製品もそのリリースの一環。新型3Dプリンターは同社セラミックパウダーの開発用に設計した DLP タイプの3Dプリンターをベースに開発した。

最大造形容量は 110 x 60 x 130 mm で、加熱式造形ベッドはレジン粒子の固着を低減し、素材の大量供給が必要な部品製作でも品質を落とすことなくプリントが可能。監視カメラ内蔵のため、モバイルアプリ経由でリモート操作も可能。

「 Bison 1000 」の初回出荷は 2019 年第 3 四半期以降に開始予定。

参照元記事