2016年9月11日日曜日

豪の鉱物資源会社が米 ROBO 3D を完全子会社化へ

オーストラリア発:鉱物資源探査の Falcon Minerals Ltd. ( ASX:FCN )は現地時間 9 月 8 日、米国3Dプリンターベンダー ROBO 3D, Inc. ( 本社カリフォルニア州パロアルト市 )全資本を保有し、完全子会社化すると発表した。Robo3D の債務は継承しない。

Falcon Minerals は前年末、ROBO 3D の株式取得について、投資機関  Albion 3D Investments Pty Ltd 経由で最初の取り決めを締結し、同社取得資本割合を 51 % としていた。Albion 3D は ROBO 3D 取得に向け、総額 250万豪ドル の資本投下を行ってきた。親会社になる Falcon Minerals によると、正式に子会社化した後の社名を ROBO 3D Technologies Limited に変更する。

ROBO 3D は 2012 年に創業したコンシューマー向けデスクトップ3Dプリンターの製造 / 販売スタートアップ。創業以来、同社は堅調な売上を維持し、昨年度の収益は 460 万米ドルを計上している。その主要な収益源は同社オンライン販売および Amazon での販売となっている。今後も3Dプリンター市場の成長が見込まれることから、Falcon は最低 400 万豪ドルの資本調達を実施し、手持ちの 200 万豪ドルと合わせて 600 万豪ドルの資本増強を行う方針だ。

→ 参照元記事1
→ 参照元記事2