2017年1月15日日曜日

CELLINK が直感的に操作可能な新型バイオ3Dプリンター「 BIO X 」を発表

スウェーデン・ヴェストラ・イェータランド県発:2016 年 1 月にヨーテボリ市で創業したバイオ3Dプリンター製造スタートアップ CELLINK はこのほど、最新機種の「 BIO X 」を発表した。

「 BIO X 」は同社が年にリリースした「 Inkredible 」および「 Inkredible+ 」の後続製品で、皮膚組織、器官、軟骨組織、骨組織のバイオプリントが可能。再生医療研究者からバイオプリント実験を考える企業まで、幅広い用途に対応する。操作は全て簡単なタッチパネルで直感的に行える一方、用途に応じて温度調節やバイオインクの滴下方法をフレキシブルに変えられるため、幅広いバイオ素材にも対応可能。


同社共同設立者で現 CEO の Erik Gatenholm 氏は、「 BIO X 」の可能性は多岐に渡るとしながらも、特に創薬分野での応用が期待されると述べている。同機には高性能 HEPA フィルター内蔵の新技術「クリーンチェンバーテクノロジー( 特許申請中 )」も搭載されている。

現在、「 BIO X 」は同社 Web サイト上で先行販売価格 39,000 USD で予約を受け付けている。

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