2020年1月21日火曜日

3D Systems がジュエリー型専用3Dプリンターを発表

米国発:3D Systems はこのほど、同社 Figure 4 3Dプリントプラットフォームに、ジュエリー成形型などの製造用に特化した新製品を追加した。

同シリーズの既存製品と同様、今回発表された新製品も産業向けに要求される耐久性と精度、高い表面仕上品質を提供するが、ジュエリー製作用途として 1). 「非接触膜 Figure 4 テクノロジー」と、極力介在物を廃した MicroPoint 方式とを一体提供することで側面仕上げの滑らかさ、プリントパーツの高解像度を実現 2). ジュエリー型製造に最適化した同社の3Dプリントソフトウェア「3D Sprint」の搭載で、鋭利な突起デザインおよび微細なメッシュデザインの調整も可能にした。

「Figure 4」シリーズの超高速プリント性能はジュエリー原型製作に特化した今回の新製品にも受け継がれており、プリント速度は 16 mm / h。使用素材は同社オリジナルの Figure 4 JCAST-GRN 10 で、極薄から厚みのあるデザインまで、幅広いジュエリー成形型パターンに対応可能となっている。

このジュエリー3Dプリント専用機用キャスティングレジン素材には、マスターパターンモールド製造用、およびプロトタイピング用レジンが 2020 年後半にリリースされる予定だ。

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