2014年8月12日火曜日

Fracktal Works が新型 FDM方式3Dプリンターなど3機種を発表

インド発:マニパール工科大学生の Vijay Raghav Varada、Rohit Asil 両氏によって2013年に設立されたスタートアップ Fracktal Works は先月、同社初の FDM方式デスクトップ型3Dプリンター「Julia」を発売したばかりだが、数週間後の発売を予定している新しいデスクトップ型3Dプリンター「Snowflake」を皮切りに、チョコレート加工用プリンターおよび SLA方式3Dプリンターも順次発売すると発表した。

同社 CEO の Abhishek Trivedi 氏によれば、Fracktal Works は「学生によって設立され、25名の現役学生によって運営されている。製品デザインと製品開発に最も力を注いでおり、ユニークかつ美しい、手頃な価格で手に入れられる製品」を目指しているという。

「Snowflake」は FDM方式のデスクトップ型3Dプリンター。最大造形サイズは 15x15x20cm、出力速度は毎秒 100mm、層間解像度は 100μm、ノズルは φ=0.3mm、フィラメントは φ=1,75mmの PLA樹脂。販売予定価格は 35,000-40,000インドルピー( 約570-650米ドル)。

また同社は、インド初となるチョコレート専用3Dプリンター( 現時点では試作機段階 )の発売も 2015年初頭に計画している。チョコレート用プリンターとしては比較的大型で、最大造形サイズは20x25x25cm、出力速度は毎秒 70mm、層間解像度は約300μm、ノズルは φ=1mm。価格は5万インドルピー( 約820ドル )を予定している。


最後の SLA 方式プリンターについては、インド初のハイエンドかつスマートデザインの商用 SLA3Dプリンターとして開発中であり、今年後半か来年初め頃の発売を目指している。この新型 SLA3Dプリンターの最大造形サイズは 20cm³、出力速度は毎秒600mm、層間解像度は 50μm、価格は 20万インドルピー( 約3,250ドル )を予定している。


また Fracktal Works は、デュアルヘッドを装備した他素材、マルチカラー対応の新型3Dプリンターの開発も計画しているという。


参照元記事1.

参照元記事2