2016年7月3日日曜日

伊3Dプリンターベンダーが従来比 10 倍の高速 DLP 3Dプリンターを発表

イタリア・ロンバルディア州発:Sharebot S.r.l. は高速造形を可能にした新型 DLP 3Dプリンター「 Voyager WARP 」を発表した。

「 Voyager WARP 」は 100 mm / h での高速プリントを行う。米 Carbon3D, Inc. の持つ「 CLIP 」テクノロジーには及ばないが、同社研究開発部と SLA 3Dプリンター製造の BlueCat と共同開発した「 WARP 」テクノロジーで各層の露光時間を最適化して削減することにより、プリント時間の大幅な短縮を実現したとしている。このため従来型製品と比べて最大 10 倍の高速化を実現したとしている。

対応樹脂は RW-16 キャスタブルレジンのみだが、プリント製品は金属製品成形の金型として代用できるため、同社は「 Voyager WARP 」を主に宝飾業界向けに売り込む。本体価格については同社への直接問い合わせのみの対応となっている。

同社は「 Voyager WARP 」の他にも SLA、DLP、SLS の各方式の3Dプリンターを手掛けている。



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