インド在住の Angad Daryani 君はわずか 8歳にして最初の人間型ロボットを製作し、 13歳のときにはオープンソースで提供されている 3Dプリンター DIY キット、RepRap で最初の 3Dプリンターを作った。現在 15歳の彼は、「SharkBot」と名づけた改良版 RepRap 3Dプリンターを、インド国内にいる彼のような「メイカー」 たちに販売する計画だという。実現すればインド初の「国産」 3Dプリンターになる。「SharkBot」 は金属以外のすべての素材で造形可能で、試作品の1つはムンバイ のインド工科大学でも使用されている。
Daryani 君によれば、YouTube を見て遠隔操作型ホバークラフトの作り方を学んだ時点で、「 学校で教わることなんて何もない」と感じ、中退したという。彼は考案したものすべてをオープンソースとして提供し、 だれでも自由に複製したり改作したりできるようにしている。また彼は自ら開発した製品をインドのカラーム元大統領に披露したこともある。
「僕は高校生ですが、正直言って、 教室の外で学んだことが9割です。僕にとって、 インターネットが第2の学校なんです。ネットを通じて、 ものすごい量の知識を得ました。 おかげで僕はメイカーとしてここまで来られたんだと思います」。
また、Daryani 君は盲人用の電子書籍リーダー「The Virtual Brailler」も開発した。 こちらはテキストをスキャンしながら自動的に点訳するというすぐれものだ。
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