11月27日、ドイツで初の 3Dプリント専門ショップ、「Botspot」 が首都ベルリンのモーリッツプラッツにオープンした。
Botspot は、「3Dプリント全般をカバーする、 ドイツ最大の 3Dプリント ショップ」を標榜する。 オープンしたベルリンのショップでは顧客のミニチュア全身像をはじめ、日用品、自作 3Dデザインおよび建築模型の造形、そしてもちろん 3Dプリンターと関連アクセサリーの販売も行う。
顧客は Delta Tower、Ultimaker、Makerbot などの 3Dプリンターメーカー製品のほか、 いわゆるファブラボ製のオープンソース 3Dプリンターも購入できる。
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また、メキシコ・ソノラ州の州都エルモシージョにも、同国初の 3Dプリントショップ「Ideaz 3D」が 22日にオープンした。こちらは店内に5台のデスクトップ型 3Dプリンターと、2台の 3Dスキャナーを常備している。 顧客はスマートフォンケースを店内でデザインし、 そのままプリンターで出力してもらえる。ブレスレット、リング、 イヤリング、ランプ、玩具などもプリントアウト可能。 ベルリンのショップ同様、 こちらのショップでもスキャンした全身像から顧客自身の小型フィ ギュア造形が体験できる「3Dフォトブース」コーナーがある。 現在のところフィラメントは好みの色を選べるが、 完成品は単色のみの提供。全身の 3Dスキャンはターンテーブルに乗って行い、 ディスプレイに投影された立体画像からフィラメントの色と素材、 仕上がりサイズが選択できる。
「このショップはわたしたちのアイディアを統合させたものです。 テクノロジー大好き人間の夫、 3Dプリント業界で働くきょうだい、 そしてわたしはクリエイティヴなものはなんでも好きな人間」 と言うのは、このショップを設立したオーナーの一員 Carol ina Manguia 氏。「 3Dプリント技術を教育の場に導入できればこんなにすばらしい貢 献はない。子どもたちが 3Dプリントと、 そこに広がるあらゆる可能性からいかに多くのことを学習するか、 想像してみてください」。価格は従量制で、 造形に時間のかかる高精細なオブジェクトほど高くなるが、 それでも時間当たりで税抜き 95ペソ( 約7米ドル )ほどと低めに設定されている。
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