2016年11月1日火曜日

アイダホの大学チームが3Dプリントで製作した超小型衛星が来年3月にも打ち上げへ

米国アイダホ州発:ノースウェストナザリーン大学( NNU )研究チームが3Dプリントで製作した同州初の超小型衛星が、来年3月にも打ち上げられる運びとなった。

同チームが製作したのは 10 x 10 x 11.35 cm の立方体型超小型衛星( キューブサット )「 MakerSat 」で、完成まで2年半かかったという。打ち上げは NASA が行い、NASA 側は3Dプリントで作られた部材が宇宙空間でどのような状態になるのか、データ収集のためにこの「 MakerSat 」を活用することになっている。同衛星は軌道投入後、地球を毎 100 分ごとに一周する。

同チームは2名の教授と4名の学生からなる混成チームで、NASA によって選抜された。当初「 MakerSat 」の打ち上げは 2018 年に予定されていたが、NASA がスケジュールを前倒しした。同衛星は 2017 年 3 月 16 日、米国海洋大気庁( NOAA )の衛星と共に打ち上げられる予定だ。

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