2017年3月17日金曜日

Carbon が CLIP 3Dプリンターを複数台接続可能な「 SpeedCell 」システムをリリース

米国カリフォルニア州サンマテオ郡発:「 CLIP[ 連続的液体面結合製造方式 ] 」搭載3Dプリンター製造で知られる Carbon は現地時間 3 月 16 日、連続3Dプリントシステム「 SpeedCell ™ 」をリリースした。

同システムは同社の最新産業用3Dプリンター「 Carbon M2 」および初号機の「 Carbon M1 」、製品仕上げ洗浄のために新開発された「 Smart Part Washer 」で構成され、生産規模に応じてこのユニットを最適な台数分接続して使用することが可能だとしている( Carbon 3Dプリンターは選択可能 )。

「 Carbon M2 」の最大造形サイズは 191 x 117 x 325 mmで、初代「 Carbon M1 」と比べて大きさ / 製作数ともに約 2 倍の出力能力を持つ。解像度は初代機と同じ 75 µm。「 Smart Part Washer 」はネットワーク経由で「 Carbon M2 / M1 」と接続し、連速的な洗浄工程を自動実行し、複数台数の「 Carbon 」3Dプリンターと接続可能な仕様になっている。

「 SpeedCell 」は試作機製造に特化したデザイナー向けの「 Design SpeedCell 」と「 Carbon 」3Dプリンターを複数台数接続可能な「 Production SpeedCell 」の 2 種類が用意されている。

「 Carbon M2 」の購入は最低 3 年の年間契約に入る必要があり、この契約での価格は 1 台当たり 50,000 USD / 年。「 Carbon M1 」は 40,000 USD / 年。「 Smart Part Washer 」も同様の年間契約ベースで 1 台 10,000 USD / 年となっている。



参照元記事1.
参照元記事2.