2014年10月4日土曜日

タブレットPC+デュアルヘッド搭載のハイエンド FFF 3Dプリンター「Leonardo」

イタリア発:デスクトップ型 FFF 3Dプリンターにはマルチカラー対応やタッチパネル操作を売りにする機種がすでに存在するが、デスクトップ型 CNC システム「Michelangelo」で知られる MeccatroniCore 初の3Dプリンター、「Leonardo」シリーズはさらにその先を行っている。PC がなくてもプリンター単体のみで作業の全工程が行えるのだ。

「Leonardo」には大型タッチパネル方式の Windows ベース タブレット コンピュータが内蔵され、WiFi に直接接続可能。このため、作業途中で何か問題が発生した場合、製造元の MeccatroniCore のサポートデスクにアクセスでき、またファームウェア更新も内蔵タブレット経由で実施することができる。ノズル径 0.4mm のデュアル エクストルーダーを搭載し、色や材質の異なるフイラメントを組み合わせて出力することも可能だ。フィラメントは標準的な1kg リールの PLA と ABS。

このように、コンシューマー向けデスクトップ型としてはハイエンド仕様なため、「Leonardo」シリーズの販売価格は 6,500 ユーロ( 約 90 万円 )と高価だ。最大造形サイズは「Leonardo 3D Printer 300 Cube」が 300x300x300mm、「Leonardo 3D Printer 500」が 500x300x300mm、「Leonardo 3D Printer 500 Cube」が最大の 500x500x500mm となっている。

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