2016年6月19日日曜日

ミネソタ州の公共図書館が3Dプリンター講座開催

米国ミネソタ州発:近年、米国内では FDM デスクトップ型3Dプリンターを配備する公共図書館が増えているが、ファーガスフォールズ公共図書館もその1つ。同図書館では現在、市民利用者対象の3Dプリンター講座を開講しているが、今夏は対象者を子供たちにも拡大して開くことになっている。

同図書館司書で成人利用者向けサービス担当 Katelyn Boyer 氏によると、同図書館は「 Zortrax M200 」1台を館内のバードディスプレイ上に配備してあり、無料の入門講座を受講する以外に個人利用もできるという。同3Dプリンター導入には West Central Initiative( WCI )の支援を受けている。

入門講座では3Dプリンターの歴史と使用法を学習した後、3Dデザインライブラリーの Thingiverse.com から好みの3Dオブジェクトを選んでダウンロードし、Zortrax M200 に転送してプリントアウトするまでを体験する。使用するフィラメント( 同製品専用 Z-Filament  )は好みの色が選べる。

入門講座の開講日と所要時間は毎週月曜午前 10 - 11 時 30 分と、木曜午後 4 - 5 時 30 分の 1 時間半。対象はそれまでの成人利用者に加え、7 歳以上の子供も参加できる。7 - 10 歳までの児童は保護者同伴が条件。講座内利用ではなく個人的に利用したい場合は材料費のみ実費負担で受け付けている。

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