2015年9月1日火曜日

Polar 3D が子供向け3Dプリンターラボを提供へ

米国オハイオ州発:シンシナティ市に本拠を置く3Dプリンターベンダー Polar 3D は 今年 1 月に開催された CES 2015 でユニークな駆動機構を持つ3Dプリンター「 Polar 3D 」を出品して注目を集めた。このほど同社は、Boys & Girls Clubs of America ( BGCA )に同社3Dプリンターの寄贈と、3Dプリンターラボ設置の提携を結んだと発表した。

同社によれば、3Dプリンターを活用してもらうことにより、BGCA 側の STEM 教育戦略に協力するという。BGCA スタッフには Polar Cloud によるガイダンスを行い、子供達に3Dプリントを教えるための支援を行う。

同社は ワシントン D.C.、シンシナティ、ポートランド各支部を皮切りに、BGCA 各地支部に3Dプリンターラボを順次設置する計画だ。

今回の提携は、Polar 3D 創業者 William Steele、Ed Estes 両氏の働きかけによって実現した。Steele 氏は元 Microsoft 役員、Estes 氏は元ソフトウェア会社経営者で、同社は 2013 年に設立された。同社は Polar Challenge 始め、イノベーション関連の数々のプログラムやコンペを主催し、優秀者には同社3Dプリンターの贈呈や、奨学金の支給などの活動を行っている。

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