2015年10月24日土曜日

Stratasys が Q3 業績予想を下方修正へ

米国ミネソタ州発:イーデンプレイリー市に本拠を置く Stratasys, Ltd. ( NASDAQ:SSYS )は現地時間 10 月 22 日午前、2015 年度第3四半期業績予想最新ガイダンスを発表した。

それによると、Q3 の収益予測は EPS で+0.03 から -0.02 USD の範囲であり、Thomson Reuters の予測値 +0.08 USD を下回った。収益予測は 1億 6600 万 - 1億 6800 万ドルで、こちらも当初予測の 1 億 8400.77 万ドルを下回り、2期連続の下方修正となった。

同社株価は 22 日終値が 30.87 USD( 前日比 -10.37 % )、時価総額は 1,411,613,000 USD。

また、GAAP[ 米国会計基準 ]に基づく純損失は 1 億 9000 万ドル[ 1株当たり -3.66 USD ]で、うち 1 億 8000 万ドル相当が子会社 MakerBot Industies 資産の評価損になる見込み。同社は 2013 年、MakerBot を約 4 億ドルで買収している。

Stratasys は今回の下方修正をした理由として、今年前半以降のマクロ経済環境が同社の世界展開になお影響を与え続け、主要顧客層が設備投資を控えている点を挙げている。

同社 CEO の David Reis 氏は声明で次のように述べている。「短期的には試練に立たされてはいるが、長期的な3Dプリントの成長のチャンスは確実にあるという弊社の立場は変わらない」。

同社 Q3 決算は 11 月 4 日に発表される。

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