2015年8月21日金曜日

大型造形用新型 FDM 3Dプリンター「 The Beast 」

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州発:大型3Dオブジェクト造形用 FFF / FDM 3Dプリンターには既に独 Big Rep GmbH、米国 3DPUnlimited 等数機種が既に市販されているが、ワイオング市に本拠を置く cultivate 3D は現地時間8月 18 日、この市場に同社の新型 FDM 3Dプリンター「 The Beast 」投入を発表した。

現時点ではまだ詳細が不明だが、最大造形サイズ 470 x 435 x 690 mm に、Z軸方向= 0.00125 mm、X / Y軸方向=0.00625 mm の高精度設計だという。さらにエクストルーダーを4基搭載し、1回の工程で複数のオブジェクトの出力が可能。造形サイズの大小に拘らず、通常のデスクトップ3Dプリンターに比べて最大 10 倍の高速出力が可能であり、大量生産に適しているという。

「 The Beast 」主な仕様

本体外寸:690 x 715 x 1110 mm 
本体重量:30 kg 
最大造形サイズ / シングルノズル設定時:470 x 435 x 690 mm 
同 2x:230 x 435 x 690 mm 
同 4x:230 x 214 x 690 mm 
ノズルホットエンド径:Φ= 0.25 - 1 mm 
最小層高:0.05 mm 
対応フィラメント:( J-Head ノズルホットエンド ) PLA、( E3D ノズルホットエンド ) ABS、Φ= 1.75 mm 

販売予定価格はアナウンスされていないが、近日中に Kickstarter 上で出資者を対象とした先行予約を受け付けるとしている。



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