2015年8月23日日曜日

世界初、コーヒーかすを再利用して作ったフィラメント「 Wound Up 」

米国ノースダコタ州発:ファーゴ市に本拠を置く3Dプリンターフィラメントのスタートアップ 3Dom USA は現地時間 8 月 21 日、コーヒーかすを再利用して製造した新しいバイオフィラメント「 Wound Up 」をリリースした。

現在、全世界で1日に消費されるコーヒーの総量は 20.25 億トンにもなる。この新フィラメントは、同じファーゴ市内に本拠を置くバイオ複合素材メーカー c2renew との共同開発製品第1弾として発売される。c2renew との共同開発フィラメント製品は現在後続製品を開発中だ。

また同社は先月末、世界初となる試みとしてガラスと PLA の複合材料から生成した「 Glass Filled PLA 」もリリースしている。いずれのフィラメントも市販の PLA 対応 FDM 3Dプリンターで使用可能で、スプールや包装も全てバイオ素材から作られている。同社によれば、MakerBot、LulzBot、FlashForge 等多数の3Dプリンターで互換性を確認済みだという。



参照元記事1
参照元記事2