2015年12月17日木曜日

公共図書館分館で3Dプリンターのお披露目

カナダ・オンタリオ州発:ウィンザー公共図書館は現地時間 12 月 15 日、同図書館セミノール分館に初めて納入した FDM 3Dプリンター「 Ultimaker 2 Extended 」1台を関係者に披露した。

今回導入された3Dプリンターは、このほど完了したばかりの同分館リニューアル事業の一環として購入された。以前、図書館運営委員会は各分館の統合に向け、同分館の閉鎖をいったん決定していたものの、その後この決定は白紙撤回された。購入金額は 5,000 CAD。

ウィンザー公共図書館 CEO Kitty Pope 氏はプレスリリースで次のように述べた。「図書館を訪れる人が喜ぶような体験を創出することが重要だ。今回のリニューアル事業完了により、分館を利用する地域の方々の多くが何度も足を運んでくれるようになってくれることを願っている」。

3Dプリンターお披露目式には David Maxwell 小学校の児童、ウィンザー市長 Drew Dilkens 氏らが招かれた。同分館の3Dプリンター利用するには使用料として1回につき 2 CAD を払って申し込む。同分館では今後、この3Dプリンターを活用したモノづくり講座等を開催する予定だ。

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